えっ!あれって最初だけ!?意外と全部は聴いたことないあの曲!
こんにちは!
マニアックになるには、新しい情報をたくさん集めるのもいいですけど、今あるものを深めることも一つの方法かなぁ~と私は思います!
というところで、今回紹介するのは映画「2001年宇宙の旅」で使われ、とてつもなく有名になったリヒァルト・ストラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき」です!
「2001年宇宙の旅」の冒頭で有名!
「2001年宇宙の旅」では、宇宙を表現した真っ暗な画面から太陽が昇ってくる冒頭の場面で使われていて、トランペットの跳躍音3音からのティンパ二ソロの流れは印象的で独特のものがあり、この名作映画にピッタリハマっています!
実は雄大な抒情詩の一部しか使われていない!
しかし、映画で使われているのは曲の冒頭1分30秒ほどで、実はこの曲は1曲およそ30分もある長い曲で、最初だけ知っているのに全部知らないのはもったいないほど完成された素晴らしい1曲だと私は思います!
皆さんが知っているのは本で云えば最初の一章程度のものなのです!
30分も長いなぁ~と思うかもしれませんが、この曲は9部構成になっていて、場面ごとに違う曲調で展開されて、30分を一曲聴く感覚よりも、30分で9曲聴く感覚のほうがしっくりくるので、私の場合はあまり苦には感じません。
冒頭のツカみの一節も大変素晴らしいですけど、何より内容が雄大であり、牧歌的な所やキリスト教思想を反映した霊的なほどのハーモニーに代わる超人思想に基づく熱狂的な旋律やリズムに感動を覚えます!
ちなみに私は冒頭終わってからすぐの第2部がお気に入りで、弦楽アンサンブルから始まる抒情的で、美しく切ないけれど動的であるフレーズが展開されていく場面は、生まれたばかりの赤ちゃんから苦悩を乗り越え、成長していく、人間的なものを感じました。(あくまで私の解釈ですが汗)
Strauss - Also sprach Zarathustra - Mena - YouTube
どうでしたか?
これからもジャンルを問わず、いいものがあったら紹介して、共有できればいいなぁ~と思います($・・)/~~~